フィールドノート

2023.10.11 山形

山形国際ドキュメンタリー映画祭 2023

自分の作品がときどき、ドキュメンタリー作品のようだなと感じることがあった。Passage Tells: Brixton は、ロンドン南部の街に残る商店街で働く人たちのインタビュー音声を再構成して制作された作品だったし、2022年に発表した本郷職業紹介所では、様々な職種の人たちの「働く意味」のインタビュー映像を撮影展示した。 私は高校時代から演劇をやっていたこともあって、劇場で観る一度限りの体験とい

2023.10.11
山形
2022.12.14 ソウル, 韓国

韓国のお辞儀、世界のお辞儀

今回滞在していたホテルは、乙支路(ウルチロ / 을지로)というエリアにあって、印刷所や工具屋、金物加工場といった、小さな工場や問屋が集まる街である。東京でいえば合羽橋や蒲田のようなエリアのような雰囲気といったらいいだろうか。 工場のおじちゃんが通う庶民的な食堂や居酒屋も多いのだが、近年では再開発が進んで閉店や移転を余儀なくされることもあり、また雑居ビルを改装してレトロだけど現代的なデザインのカフェ

2022.12.14
ソウル, 韓国
2022.11.25 ソウル, 韓国

警察官や警備員は傘を指す

大韓民国歴史博物館(대한민국역사박물관)に向かっていると、その手前にアメリカ大使館があり、そこで警備をする警察官たちが日傘を差していた。その日は9月上旬でまだ30度を越える暑さ。日傘を差す警察官について、調べたところ、2018年に熱中症対策として屋外警備の警察官に日傘が配布されたのが始まりだという。 韓国、「暴炎」で警察官に傘配布 ソウルは最高気温更新韓国語で「暴炎(ポギョム)」と呼ばれる猛暑が続

2022.11.25
ソウル, 韓国
2022.10.4 ソウル, 韓国

公共空間は誰のもの?

土曜の夜、ホテルに帰ろうとバスに乗っていると屋台が並ぶ賑やかなストリートがあったので立ち寄った。鍾路3街駅(종로3가역)から清渓川(청계천)に向かう敦化門路(돈화문로)大通り沿いの片側に屋台が出ていた。 土曜の夜のソウル屋台街 清渓川側から見た屋台 一方通行3車線のうち1車線+駐車帯1車線、つまり車道の約半分を通行止にして屋台が出店され、路上にテーブルや椅子を並べている。ネットで調べてもこの屋台街

2022.10.4
ソウル, 韓国
2022.9.16 ソウル, 韓国

働く時間のふるまい

週末はソウル郊外のベッドタウンで人間観察をしたいと思って、ネットで調べていて見つけた記事(ソウルの郊外と通勤をみる)を参考に、ソウル北西部にある Ilsan New Town(일산신도시)を訪れた。ソウル中心部から1時間くらい、住宅地や商業施設が立ち並ぶエリアで、周囲には Ilsan Lake Park や Jeongbalsan Park といった広い公園が計画的に配置された緑豊かなエ

2022.9.16
ソウル, 韓国
2022.9.6 ソウル, 韓国

電車に乗るというプロトコル

週末は、ソウル郊外の住宅街とショッピングセンターを見に行こうと思って、ホテルの最寄り駅から地下鉄に乗った。スマホでメッセージを見ていたのだが、ふと車内が騒がしいことに気づく。まわりを見渡すと、2人や3人で話している人たちが数組いて、その声が少し大きいようだ。携帯電話で話している人も2人いる。地下鉄の騒音で気づかなかっただけで最初からみんな話していたんだろう。週末のソウルの地下鉄は、日本と比べると少

2022.9.6
ソウル, 韓国
2022.9.3 ソウル, 韓国

ソウルでのデモから公共空間のふるまいを考える

ランチの帰り道、紺のチョッキに赤いハチマキを帽子に巻いた人たちが路上で待ち合わせしているのを見かけた。赤いハチマキには「단결 투쟁」と書かれていた。Google翻訳のカメラで翻訳してもらったところ「団結闘争」と訳されたので、労働組合のデモかもしれないと思って、彼らの様子をしばらく様子を見ていた。 50代くらいのおじさんが多いようだったが、若い男性もそこそこいる。彼らの数は次第に増えてきて、どこか別

2022.9.3
ソウル, 韓国
2022.9.2 ソウル, 韓国

感情を押し殺して生きている

仁川空港に到着し、飛行機を降りてくる人たちを、見た目やちょっとした仕草から、韓国人なのか日本人なのか推測したという、前回の話の続き。 入国審査では韓国人と外国人は違う列に並ばなければならないので、そこで答え合わせができたのだが、正解率はざっと7割くらいだった。正確にいうと外国人列には日本人以外の人も並ぶので、もしかしたら彼らが日本人ではなく中国人やベトナム人だったという可能性もあるけど、日本と韓国

2022.9.2
ソウル, 韓国
2022.9.1 ソウル, 韓国

ソウルで10日間、ふるまいを観察しながら暮らすことにした

中澤大輔です。The Behaviour Project の活動の一環として、僕が単身でソウルに10日間滞在しながら、人のふるまいを観察し、テキストを書いたり、写真や映像を撮り溜めることにしました。韓国政府が現在はノービザのキャンペーンを行っているので、それに合わせて8月30日、関西空港から単身、仁川空港へ。 仁川空港に到着して飛行機から降りる時点では、韓国人と日本人

2022.9.1
ソウル, 韓国